⑩家事按分は[火災保険]の切り替えが必要になる場合もあります(切り替え時は保険会社選びを慎重にしましょう)

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自宅で事業をする時には[火災保険]の切り変えが必要になる事があります。

それでは火災保険の切り替えが必要になる理由を説明します。

家事按分が出来る(やろうとする)ということは、ご自宅が「持ち家」もしくは「一般の賃貸物件」の方だと思います。

賃貸物件の場合は、火災保険の負担主が家主なのか?借主なのか?を確認して下さい。負担主によって切り替えがご自身で必要かどうか等、やり方は変わってくると思います。(※副業の種類にもよりますので、ご自身で確認してください)

 持ち家の場合は、完全オフィスワークであれば「併用住宅用の火災保険」に切り替える必要は無いと思います。(※オフィスワークの種類によっても変わってきますので、ご自身で損保会社に確認してください)

 私のような「室内ゴルフ練習場」は火災保険を「併用住宅用」に切り替える必要があります。また「喫茶店」や「工房」などでも火災保険を「併用住宅用」に切り替える必要があります。

切り替えなくてはいけない理由ですが、一般住宅用の火災保険でそのまま事業を始めて、もしも火災等の損害保険を申請する事態が生じた場合に契約時の保険金額が満額支払われない可能性が高いからだそうです。

代理店の担当者・AIG損保の担当者が言うには、いわゆる一般住宅として契約した「約款」と、併用住宅に記載されている「約款」は違うという事で、上記のような事が起こる可能性があるそうです。

全く支払われないということは無いようですが、それでもどの項目を削られるのか分からないので、万が一に備えて併用住宅用の火災保険に切り替えましょう。

 それでは、切り替えによってどのくらいの負担金が発生するかというと…

やり方次第で負担金はかなり差が出ます。

私が火災保険を切り替える際に起こった事件を詳細に書きますので、皆さんも保険会社を切り替える際には慎重に損保会社を選んでください。

 損保会社によって、全く併用住宅の保険金額が違います

 私は「旧富士火災」、現在のAIG損保で35年間の一般住宅用火災保険に契約していました。(新築時に35年契約一括払いで395,060円を支払っております)

今回AIG損保で一般住宅用から併用住宅用火災保険への切り替えを依頼すると、請求された金額は452,360円でした。

もう一度言います。

同じ条件で一般住宅用から併用住宅用に切り替えをするだけで、追加請求額が452,360円です。

一旦解約して解約金が戻ってきた後に支払う金額ではありません。

ひつこいようですが、追加で支払う金額が452,360円です。

ちなみに、私が現在AIG損保に加入している一般住宅用火災保険を解約した時に戻ってくる金額を聞いたところ…339,760円でした。

一応私なりに、併用住宅用火災保険に強い(お得感がある)損保会社をネットで調べておいたので、代理店の担当者に「他の損害保険会社に切り替えた方が安くなるのでは?」と打診しましたが、「35年の長期保険契約が現在は無いので安くなることは無い」と言われました。(ちなみに私はこの代理店の担当者に以前からかなり不信感を持っていました)

代理店が当てにならないので直接、AIG損保に電話し、代理店に話した内容をそのまま伝えたところ…これまた鼻で笑われたあげく「どこの会社でも一緒の結果ですよ」の一点張り。

さすがに追加料金が元の金額より高い請求額はあり得ないと思い、他の損保会社の金額を聞くことにしました。(もちろん代理店は変えて相談しに行きましたよw)

驚愕な事実…というか想像通りな事実が判明しました。

 最近CMでよく見る「保険の窓口」に出向いて、併用住宅の火災保険を10年契約での申し込みで見積りをしてもらいました。(35年契約は法律上?既に存在しないので…)

まぁ、なんということでしょう!(ビフォーアフターふうに読んでください)

保険の内容は今の一般向け住宅用の火災保険と全く同じ条件にして、損保ジャパンの10年契約の新規契約の値段は124,900円です。

この10年契約を単純に3回分(30年分)の金額に直せば、新規契約で374,700円です。(規定が変わり10年後は5年ごとに更新しなければいけませんが、変更後でも急激に保険料が上がることはないそうです)

AIG損保の29年間分の払い戻し金額が339,760円ですので、単純に損保ジャパンの保険料を3倍にして30年間分(374,700円)として計算すると、損保ジャパンに支払う追加料金は34,940円です。(1年分保険期間が延長されたのにも関わらず…です)

代理店の担当者やAIG損保の担当者が言っていた追加料金(452,360円)の「10分の1以下」の出費で契約できます。

正直、「馬鹿にしてんのか〜!ゴラーッ!(怒)」と代理店の担当者・AIGの担当者に言いたかったですが、私ももういい大人ですので怒りを抑え込んで何事もないように解約しました。(しっかりと339,760円は返して貰いましたよw)

ということで、私のトピックスはここまでとします。

結論

併用住宅用に火災保険を切り替える際は『損保ジャパン』がお勧めです。

新しい代理店の方に色々調べても貰った結果、私がネットで調べたとおり「損保ジャパン」が一番安かったです。

現在入っている「一般用火災保険」について何も調べないままに…代理店の担当者の言われるがままに…「併用住宅用火災保険」に切り替えることは絶対にやめましょう。

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一条工務店で【ゴルフレンジのある家】を建てたスナフキンの『副業 & FIRE & スローライフ』のブログ

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