若者とは違う、中高年からのリスクの少ないセミFIRE・セミリタイアのやり方を紹介します。
セミFIREとセミリタイアに必要なものを揃えます
●まずはご自身の生活費が年間どのくらい掛かるかを計算しましょう。(会社で自動的に引かれている税金は別で計算しますので除外してください)
あなたは、ご自身が年間にどのくらいのお金を消費しているかご存じですか?
私は、FIREを考えるまで全く知りませんでした。
FIRE・セミFIRE(リタイア)を目指すならば、この金額を把握するのは必須事項です。大雑把な金額ではなく、しっかりと把握してください。大きな買い物をした場合にはその買い物は継続的に・何年ごとに買うものなのかまで把握・計算してください。
①食費
②住居費用(住宅ローン含む)
③その他のローン(カーローン等)
④保険料(生命保険・損害保険)
⑤衣料費㈭生活必需品(トイレットペーパー等)
⑥光熱費(電気代・水道代・ガス・車があればガソリン代含む)
⑦養育費(お子さんが独立していないのならば学費・下宿費用等)㉀趣味に掛かる金額
⑧自動車保険・自動車税ほか天引きにならない固定費
会社を辞めた後でも支払わなければいけない金額を必ず把握してください。曖昧な数字ではなく、過去5年間の平均値を出すなど、必ず明確な数字を出してください。
「家計簿なんて付けてないよ」という方はカードで支払った金額や、銀行口座から引き落とされている金額から可能な限り正確な金額を算出してください。
この金額によってFIREが可能かどうかの基準が決まります。
リアルな数字を出す重要性
「生活レベルが落ちる(落とす)からもっと支出の金額を低く見積もっても大丈夫。」なんて甘い考えは捨ててください。明らかに減ると解っている支出金額(例えば大学生の子供が卒業する等)ならば減額して計算しますが、それ以外は何の根拠も無い気持ちの問題になりますので一切を除外してリアルな数字を計算してください。
ちなみに私の家庭の生活費は年間250万円でした。(会社から天引きされている税金で、退職後に自分で支払うことになる税金は別計算します。この250万円は純粋な生活費です)私のサラリーマンとしての所得を知っている知人(会社の同僚)に話すとビックリするくらいに少ない金額です。
これは、娘が大学を卒業したこと、住宅ローンを前倒して完済させたことが大きいと考えています。(もともと外出があまり好きでは無く、旅行には一切行きませんし、酒も煙草もギャンブルも一切やりません。ちなみに美食家でもありませんが、それなりに趣味(ゴルフ・家庭菜園・DIY)は楽しんでいます。
ほとんどのサラリーマンの方は税金が給料から天引きになっているのでリアルな税金負担を考えた事はほとんど無いと思います。私も全く考えていませんでした。
後日記載予定の記事で詳細に解説しますが、サラリーマンが会社を辞めてフリーランスになったり、無職になったりした場合の税金各種・国民保険・国民年金を合算すると、年間100万円の収入がある夫婦で150万円が必要になります。(年間の収入が多くなればそれだけ負担は大きくなりますが、年間に100万を稼ぐだけでもこれだけの金額を自分で支払わなくてはいけません)
上記の生活費250万円と個人負担となる税金の金額150万円を足すと、私の家庭では年間400万円が必要になるということです。
この150万円に関しては「夫婦二人での金額」ですので、単身の方は多少は少なくなります。
細かく計算した事によって私自身の生活費の少なさに自分でびっくりした後に、会社から天引きされていた金額(正確にはこれから自分で払わなくてはいけない金額)を計算した金額の多さに、更にビックリしました。
私が目にする多くのFIREの記事は、税金が入っているのかいないのかがハッキリしない事が多いです。このブログの中では税金も含めたリアルな数字を追求したいと思います。
最初にほぼ結論を書きましたが、「FIRE(リタイア)後の税金・保険料・年金金額等の内訳」や「どのように計算したらFIRE・セミFIREが出来るのか」などを記事にしていきますのでお付き合いいただければ幸いです。
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