気密性が良すぎる(春と秋が難しい)
一条工務店の夏と冬は完全無敵に快適です。
しかしながら、春・秋は温度調整がかなり難しいです。
「魔法瓶のような家」といフレーズが根付いていますが、それは夏と冬では非常に良いことです。
これが春になると2階が熱く感じます。1階を適正な温度にしていると、何故か2階が熱いです。
一条工務店の家に住みだすと「窓を開けずに生活する」という習慣が付いてしまうので、涼しい空気は下に・暖かい空気は上にという学校で習う現象が家の中で起こってしまうのです。
冬は床暖房、夏は冷房(エアコン)を使うので全く問題は無いのですが、この2つを使わずに電気代を節約できる季節にあると上記の減少が起きてしまいます。
これがなかなかのクセモノで、本当に上手にコントロールするのが難しいです。
電気代を気にせずに床暖房と冷房を1年中使うのならば問題はないのですが、それでは高気密・高断熱の意味がほぼなくなってしまいます。
この高気密・高断熱のメリットが、ちょうど良い温度を2分割してしまって更にそれを維持してしまうというのが春と秋に起こる一条工務店の弱点です。
平屋ならこの弱点は消える事でしょう。(私は一条工務店の平屋を推奨します)
使っている木材がかなり安価なものである
柱に使われている材木はかなり(隠れているので見えませんが)安いモノが使われています。(SPF材:ホームセンターでも売っている木材です)
シロアリ対策は万全ですが、「何百年も持つ木材が使われているか?」と問われれば、答えはNOです。それを割り切って2世代・3世代住めればよいと考えるのならば必要十分です。
でも、現場で使われている木材を見ると、「安い木だな~」という感想になってしまいます。
子供が小さいと床への傷がかなり心配
床材が合板です。無垢材ではありません。
コストカットの面もありますが、床暖房で無垢材を使うと確実に反るので合板です。
この合板がクセモノです。ちょっとモノを落としただけでエグレます。
「傷が付く」ではなく、エグレます。
さらに、かなり簡単に凹みます。
足の細い椅子を使うと、凹みます。
ですので、家具は足が太いモノを選ぶことが大事であり、モノを落とさないことがかなり大事です。コーティングは業者に頼んで施工しない標準仕様でも十分です。
しかし「エグレ」ますし、凹みます。
子供が小さい家庭では、神経質にならず空より広い寛大な心で子供と接する必要があるでしょう。
実際、自分の不注意でモノを落としてエグレた傷を見る時にでも、床だけでなく自分の心がかなり凹みます。
選択肢が狭いのでオシャレ感に欠ける
これは工夫のしようがあまりないところです。
まず、床暖房があるために段差を付けた床などの小細工が出来ません。
ホリゴタツなんて、もってのほかです。
壁紙も標準仕様だけでオシャレ感を出すのはかなりのセンスが必要になるかもしれません。
キッチン関係・バスルーム関係の住設も入れ替えるとお金が掛かります。
更に標準装備をやめることで安くなるモノと、標準仕様をやめても全く減算してくれないモノがあります。
便器などは減算してもらえるのでオシャレなものに変えやすいですが、カップボードなんかは減算にならなかったはずです。
洗面台・シューズボックスは減算対象だった記憶がありますが、現在でも減算対象に出来るかどうかは一条工務店の営業さんにお尋ねください。
オシャレ感を出すのは標準仕様とオプションを上手く組み合わせる必要があるのと、一条工務店のインテリアアドバイザーはあまり当てにならない感じはします。
なんせ「家は性能!!」がキャッチフレーズの住宅メーカーですので。
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